日田市の豆田町に位置する「水処稀荘」は、江戸時代の風情を感じながら中世ヨーロッパのスタイルも楽しめる一棟貸し切りの宿です。
目の前には花月川が流れ、八坂神社の参道の入り口に位置するこの宿は、かつて大きな呉服屋があった町の要所でした。
夜は夜霧が出る日もあり、この町のオレンジ色の灯りにぼんやりと照らされた町並みは、訪れる人々にまるでタイムスリップしたような非日常の体験を味わせてくれます。
「水処稀荘」の魅力は、ただ泊まるだけでなく、まるで自分の別荘のように過ごせること。
宿にはキッチンやダイニング、浴室などの生活空間が整っており、地元の食材を使って料理を楽しむことができます。
日田の日々の暮らしや人々の営みを感じながら、ゆっくりとこの場所での時間を過ごしてほしいという思いがこめられています。
歴史の深い豆田の町を散策したり、この場所からおすすめのお店やおすすめのスポットに訪れながら、ゆっくりと日田での時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
「水処稀荘」は、日田杉や日田土など地元の素材をふんだんに使用し、地元の職人たちの技術と情熱が詰まった宿です。
1階のダイニングには日田の日東木工にこの場所に合わせて製作してもらったブラックチェリーのテーブルや椅子などオーダーメイドの家具が配置されています。
地元の食材を購入して、1階のキッチンで食事を作ってみんなで楽しむのも良いでしょう。
一方、2階の「水の部屋」と「土の部屋」は、それぞれ独特の風合いを持ち、訪れる人々に特別な体験を提供してくれます。
水の部屋の青い壁は手作業で塗装され、光の当たり方によって異なる表情を見せます。
また、土の部屋は左官職人の技術が光る、自然素材を使った温かみのある空間となっています。
1階の「café&bar bajio(バヒーオ)」では、地元の人々と交流しながらコーヒーやお酒を楽しむことができます。
また、小さくて自由な映画館日田シネマテーク・リベルテでは有名・無名問わず映画館にぴったりなアーティストの音楽ライブやライブペインティングも開催しています。
映画や音楽ライブを楽しみながら、地元の文化に触れることができます。
さらに、日田のシンボルである三隈川に囲まれた「亀山公園」や、天領日田のおいしい水を使い300年以上の歴史ある酒蔵で酒造りに使われていた桶や道具が展示されている「薫長酒造資料館」なども徒歩圏内にあり、日田の魅力を存分に味わうことができます。
「水処稀荘」は、九州北部の真ん中に位置し、各方面へのアクセスが便利です。
日田市内の観光スポットはもちろん、九州各地の観光地への拠点としても最適です。
三隈川や慈恩の滝、小鹿田焼の里など、自然や文化を楽しむスポットが点在しています。
地元の素材と職人の技術が光るこの宿で日常から離れてゆったりとした時間を過ごし、九州旅行の拠点として、ぜひ日田の魅力を存分に味わってください。