千葉県の南端に位置する南房総市千倉町は、都心から車で70分。
黒潮の恩恵を受けた温暖な気候や豊かな自然と食に恵まれたこの町で、特別な宿泊体験を提供する「ちくらつなぐホテル」を紹介します。
太平洋に面した千倉町は、四季折々の美しい花々や新鮮な魚介類が楽しめる地域です。
海水浴や磯遊び、サーフィンを楽しむスポットも充実し、特に千倉漁港の朝市では、地元でとれる鮮魚やイセエビ、アワビをその場で焼いて食べる海鮮バーベキューが大人気。
また、イチゴやビワ、そら豆といった農産物も豊かで、早春には菜の花をはじめとした色とりどりの花が咲き誇ります。
自然と食の魅力を存分に堪能できるのが、この地域の大きな魅力であり、「ちくらつなぐホテル」は海まで徒歩2分という立地にあります。
「ちくらつなぐホテル」は、かつて国立の小学校の保養所として子供たちの笑顔を見守ってきた「青山荘」をリノベーションして誕生しました。
「青山荘」時代の外観(上)/食堂(下)
2011年の東日本大震災を機に老朽化と耐震性の問題から閉鎖されましたが、卒業生たちの思いがひとつとなり、2019年に新たな宿泊施設として再スタートを切りました。
「千倉の自然やカルチャーと、人々をつなぐ場所。ここに泊まる人々同士をつなぐ場所。
そして、子供たちの思い出をつないでいく場所へ。
宿泊するだけではなく、体験すること、生み出すこと、出会うことのできる家族のためのゆるやかな学び舎として。」
青山荘の歴史を大切にしながら、現代のニーズに合わせた快適な宿泊施設へと生まれ変わったのです。
「ちくらつなぐホテル」では、3タイプの客室を用意しています。
定員4名の個室は、木目調をベースとしたあたたかみのある空間で、家族や友人同士の宿泊に最適です。
定員12名の大部屋は、畳の懐かしい雰囲気が漂い、団体利用にぴったり。
また、自然を五感で感じられるテント泊もあり、キャンプのような体験が楽しめます。
ベッドで休めるので、テント泊が初めての方でも安心です。
特に1日1組限定で愛犬と一緒に泊まれるテントプランは、ペット連れの方におすすめです。
また、ホテル内には、せいざんカフェやアトリエ、レクリエーションルーム、みんなの図書館など、多彩な施設が揃っています。
せいざんカフェでは、南房総の野菜や魚介類、美味しいお肉など地元の食材を使った料理が楽しめます。
屋外BBQプランのご用意もあり、広い空の下で焼きながら味わう最高のひと時をご提供いたします。
せいざんカフェでは、地元の食材を使った料理が楽しめ、レクリエーションルームとアトリエでは、ワーケーション利用の方にはありがたいミーティングスペースとしての利用も可能です。
みんなの図書館には約25,000冊のコミックや絵本があり、雨の日でも楽しめる場所です。
房総半島最南端に位置する野島埼灯台は、日本で2番目に長い歴史のある美しい灯台で、朝日と夕日の両方を眺められる絶景スポットです。
1月から3月の早春に花摘みが楽しめる白間津のお花畑や、新鮮な魚介類を味わえる道の駅ちくら潮風王国も見逃せません。
さらに、屏風岩や南千倉海水浴場など、自然の美しさを感じられる場所も多くあります。
食とのかかわりが深い千倉には、日本で唯一、料理の祖神をまつる高家神社があります。昔から料理関係者や味噌・醤油醸造者からの信仰を集めてきました。
春には菜の花やポピーなどの花々が咲き誇り、夏には海水浴や磯遊び。
秋には紅葉やみかんや梨、いちじくなどのフルーツや、伊勢エビ、キンメダイなどの豊かな地元の食材を堪能でき、冬には温暖な気候の中で星空を眺めることができます。
「ちくらつなぐホテル」では、1年を通して季節ごとの楽しみ方が待っています。
「ちくらつなぐホテル」は、千倉町の自然やカルチャー、ここに泊まる人々をつなぐ場所として、宿泊するだけでなく、体験や出会いを通じて特別なひとときを過ごせる多くの魅力を提供しています。